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資格に向き合う

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資格に向き合う

私が持っている資格は

  1. 一級ファイナンシャル・プランニング技能士(一級FP技能士)
  2. CFP
  3. 宅地建物取引士
  4. 二級建設業経理士
  5. 福祉住環境コーディネーター2級
  6. 第一種衛生管理者
  7. 損害保険募集人資格
  8. 防火管理者
  9. 簿記3級
  10. 運転免許

以上10個です。この中で特定の仕事や業務をする上で、ないとできない資格は3.の宅地建物取引士と10.の運転免許です。また、ある一定以上の規模の会社になると必要になってくる資格は6.の第一種衛生管理者と8.の防火管理者です。それ以外の資格は「あれば望ましい資格」という事になります。

一級(二級)FP技能士を持っていなくてもファイナンシャルプランナーを名乗れますし(みっともないけど)、リフォーム会社だからといって福祉住環境コーディネーターの資格が必要な訳でもありません。

何が言いたいかというと、資格を取ろうと思った時、「自分の人生でその資格が本当に必要か?」ということを自問して欲しいということです。自分のキャリアをどの方向に向けるのか、よく考えて欲しいのです。

あなたが今、会社員なら、仕事のキャリアアップを目指しているのか、あるいは将来独立を考えているのかどうかで、取るべき資格も変わってきます。もし、キャリアアップを目指しているのなら、あなたの仕事に今、必要な資格を取るのが最善かと思いますが、もし将来独立を考えているのなら、その仕事をする上でどんな資格が必要かを考える必要があります。あなたが将来、司法書士や公認会計士のような仕事をしたいと考えているとしたら、真っ先にその資格を取ることを考えなければなりません。なぜなら、時間は有限だから。

難しい資格を取るには気合と根性と時間が必要です。寄り道をする余裕はありません。一つに集中すべきです。しかも早ければ早いほどいいです。その分、取った後の人生が長くなりますので。そういった資格は1つで十分です。いくつも取る必要はありません。

私は会社員でしたが、仕事をする上で必要に応じて資格を取ってきました。最初に取ったのは「宅建」でした。住宅の営業としては必須の資格です。そして火災保険の提案をする上で必要な損害保険募集人資格をとり、融資や税金、ライフプランを含めた提案と、バリアフリー住宅を理解するために、FPと福祉住環境の資格を取りました。また一時期、総務課の仕事をしていましたので、その時に必要とされた、建設業経理士、衛生管理者、防火管理者を取っています。資格マニアの方ほどではありませんが、なんだかんだと結構な数の資格を取った事になります。

正直、1級FP技能士と宅建以外はそれほど難しい資格ではありません。もっというと、FPも宅建も、司法試験や公認会計士などと比べたら大したことはありません。

資格はたくさん持てばいいというものではありません。本当に必要な資格ならば、1つで十分です。難しい資格じゃないとダメ、という訳でもありません。宅建の資格一つ持って不動産業一本で勝負する。調理師免許をとって自分のお店を持つ、それでいいのです。

要は資格を取るのが目的になってはダメだということです。資格はあくまでも手段の一つにすぎません。

じっくりと将来を見据えて資格に向き合ってみて下さい。

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