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水害について

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水害について

過去10年の間に97%?

2020年10月にこの記事を書いていますが、とにかく今年も雨が多かったですね。あと2ヶ月ありますので現在進行形になりますが、一年のうち半分が雨だったのではないかという印象です。特に7月は特に酷かった。東京都で7月に雨が降らなかった日は、なんと1日のみ!それ以外の日はずっと雨。異常です。

今年も豪雨による災害が頻発しました。7月の集中豪雨では九州、中部、東北と、日本全国にまたがる災害が発生し、大きな被害が出ました。熊本県では球麿川水系で氾濫、決壊があり、長野県や岐阜県では土砂崩れが相次ぎ、山形県では最上川の氾濫により、多くの住宅で浸水被害が発生しています。

過去10年間(平成18年〜27年)の間になんと、97%の市区町村で水害が発生しています。ほぼ全国です。さらに10年間に10回以上の水害が発生している市区町村は47.4%、約半分の市区町村が毎年1回、水害にあっているということです。

もはや水害は当たり前の時代になりました。

水害の中でも「浸水」被害は、立地が大きな要因となることは言うまでもありません。河川の氾濫、高潮による被害が大きな部分を占めますが、高台であったとしてもその地域の排水状況によっては浸水被害に遭うことも昨年の台風の被害で明るみに出たところです。

いざという時に

もちろん、国や自治体でも水害を防ぐために大規模は治水施設や河川の改修などを行っておりますが、莫大な費用と長い年月がかかります。台風や豪雨は待ってくれません。自分たちで何とかするしかありません。

まずはハザードマップを確認しましょう。これは各自治体が用意していますので、HPから入手することができます。自分の家がどのような場所なのか確認し、同時に避難場所も抑えておきます。

予め防災グッズを準備しておきましょう。水害の場合には警報が出ますのである程度、直前に準備ができますが、購入しようとホームセンターに行ってみたら売り切れていた、なんて事も起こりえます。また、地震の時はそもそも準備する時間がありません。いざという時に慌てないよう、予め準備が必要です。

毎年、大きな災害がやってきています。しかし人間みんなそうですが、どうしても自分事として見ることができないんですよね。「自分は大丈夫」と心の中では思っている。だから川や堤防の様子を見に行ったりしてしまうのです。「なんて馬鹿なことを」とあなたは本気で言えますか?

危険が迫る前に、安全対策をしておきましょう。それが心の余裕にも繋がります。

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